Making Life Warmer

 当社は、繊維の卸問屋として 1947年にイングランドで創業、事業をスタートしました。
 その後1970年代後半にソックスの自社製造を開始し、80年代後半にはスタッフが200人を超えるまで順調に事業が拡大しましたが、90年代に入ると東欧や極東から安価な製品が大量に市場に流れ込み、それに伴い英国内での製造から次第にそれらの製品、とりわけThermal Socks(より保温性の高いソックス)の輸入業へ事業をシフトさせ、その後も事業は堅調に拡大を続けました。
 しかし、価格が安価にシフトする一方で、薄く軽量化が進むソックスの品質は、Thermal Socks としては十分ではなく、当社にとって満足のいくものではありませんでした。
 2006年の厳冬下のある日、当社開発チームの David Doughty は、彼の息子のサッカーの試合を観戦中に、息子がサーマルソックスを履いているにもかかわらず寒そうにしているのを見て、厳冬下でも息子の足を暖かく守れる高品質なソックスをなんとか提供できないかと考えるようになり、その時以来彼の試行錯誤が始まりました。
 そして2年後の2008年冬、3つのユニークな特長
1.透湿・保温性に優れる日本製カシミヤライク(柔らかくカシミヤのような心地良い肌触りの)アクリル素材 と 英国製の繊維加工技術
2.special long looped pile(ロングループパイル)
3.intense brushing process(起毛加工技術)の融合
による Heat Holders Thermal Socks が誕生したのです。
 ロングループパイルと起毛加工で靴下内部に暖気を溜めこみ、世界最高レベルのサーマルレートTOG2.34 (BS4745) ※(通常コットン素材の約7倍の保温力/Birmingham City Univ. lab. 調べ)を達成しました。

 Heat Holders のサーマルソックスは、2008年冬期の発売開始直後より多くのお客様 − 厳冬下のアウトドアで働かれている方々、 スキー、スノーボード等のウィンタースポーツ、キャンプ、乗馬、釣り、ゴルフ、またスポーツ観戦される方々、夜足が冷えて眠れなかった方々、等からメールやSNS, また オンラインのプロダクトレビュー等を通じて、「一日中足が暖かく快適に保たれている/これまで諸々試した中で最も暖かい/お陰様でぐっすり眠れるようになった・・・ 等のメッセージを多数頂くようになりました。
 累計販売総数も世界全体で2000万足を越えて、世界中から頂く暖かいメッセージは今も増え続けており、当社としてもお客様の声にお応えすべく、ソックスのみならず、グローブや帽子、ガウンやブランケットなど、お客様の暮らしをより暖かくする様々な製品の新規開発を続けています。
   2006年、当社開発チーム David Doughtyのあるサッカー場での閃きから生まれた Heat Holders は、今では世界の「人々の暮らしをより暖かくする−Making Life Warmer !」のコンセプトの下、ウインターアパレルの代表的なブランドに成長しつつあります。